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オタクはなぜAKBにハマるのか?







今年も行われるAKB総選挙。


CDについた投票券を使い、それぞれ、
思い思いのメンバーに投票すると言えば、聞こえは良いが、
要は、誰が誰にどれだけ票を入れてもかまわないため、
さながら、キャバクラのナンバーワンを決める、
指名集めみたいなものだ。


AKB商法が、キャバクラと一緒と言われる、ゆえんでもある。


CDをたくさん買うには、財力がないと話にならない。
従って、結構歳がいってる人が、大量にCDを購入し、
投票行為に走るわけだが、何故、いい年をした大人が、
こういったものに、ハマるのだろうか。


そもそも、オタクという言葉が一般化したのは、
宅八郎の登場や、宮崎勤事件が起きた、
昭和から平成へと、時代が移り変わろうとしていた、
80年代最後の頃である。


その頃、10代中盤から後半の年代の世代は、
いわゆる、「第二次ベビーブーム世代」で、
小さい頃の夢と言えば、


・男は、プロ野球選手
・女は、アイドル


と、書くのが主流だった。


しかし、現実的な夢は、
「新幹線に乗って食堂車で食事がしたい」とか
「マンションに住んでビデオが観たい」といった、
今からすれば、信じられないものが、目標だったのだ。


それだけ、まだまだ一般社会は貧しく、
テレビの中に、憧れを求める時代だった。


小学校高学年から中学生時代、
おニャン子クラブにハマった世代が、その頃、
十分にアイドルを応援できなかった夢を、AKBに当てはめ、
大量CD購入などに走っていると言ったら、言い過ぎだろうか。


意外に、当時アイドルにハマっていた人間ほど、
現在、AKBなどは、応援していないものだ。


「8時だよ!全員集合」の、DVDを買うのも、
当時、一家にテレビは一台時代で、
自分にチャンネル権がなかった人ほど、
思い出を取り戻す気持ちで、購入したりしている。


「いい年をして」と、言うのは簡単だが、
何事も、原因があって理由がある。


そうした社会面から見ていくと、
オタクが、AKBにハマる理由も、
おのずと、分かってくるのではないだろうか。